ワイルドターキーがバーボンの名匠ジミー・ラッセルの在籍70周年を祝う
ジミー・ラッセルが弱冠18歳にして、ワイルドターキー蒸溜所で働き始めたのは、1954年9月10日のことでした。2024年9月10日、ジミーは在籍70周年を迎えました。
ジミー・ラッセルが弱冠18歳にして、ワイルドターキー蒸溜所で働き始めたのは、1954年9月10日のことでした。2024年9月10日、ジミーは在籍70周年を迎えました。
18 歳で蒸溜所の床掃除を始めた若き時代からマスター・ディスティラーへと上り詰めるまで、1970年代から80年代にかけバーボン業界全体が存続の危機に瀕した時期においても、ジミーはひたすらに、正統な製法でバーボンをつくることにこだわり続けてきました。 消費者がより軽いスピリッツへと目を向ける中、ジミーはバーボンの味わいや蒸溜工程の変更を受け入れませんでした。師であり前任者でもあったビル・ヒューズから学んだ禁酒法以前のスタイルを、ジミーは「何一つ変えなかった」のです。彼の確固たる姿勢により、ワイルド・ターキーのバーボン、特に人気の高いワイルド・ターキー 8年は不朽の名品となっています。
バーボン界に多大な影響を与えたジミー・ラッセルに敬意を表し、ワイルドターキーから、ワイルドターキー ジミー・ラッセル70周年記念限定ボトルが登場します。今回の限定エディションは、8年熟成の101プルーフ(アルコール分50.5%)バーボンに、ジミーお気に入りの熟成庫から厳選した、8~9年熟成原酒をブレンド。オーク、蜂蜜、シナモン、タバコの豊かな香りと、スウィートクリーム、バタースコッチ、紅茶、ビターチョコレート、ダークチェリー、焦がし砂糖を感じさせる特徴的な味わいは、ストレートかロックで楽しむのに最適です。
コレクター垂涎のエディションは、今秋、世界でも厳選されたマーケットのみでリリースされます。ジミーを称えてつくられたバーボンを、世界の皆さまとともに。
「ジミーがバーボン業界に与えた影響を言葉にするのは難しいが、彼のレガシーを称える上で、ワイルドターキー ジミー・ラッセル70周年記念限定ボトルほどふさわしいトリビュートはないだろう。」と、マスター・ディスティラー、エディー・ラッセルは語ります。「ジミーが最も大切にしている熟成庫からお気に入りの原酒を特別にブレンドしたこのボトルには、彼の輝かしい功績とバーボン愛が詰まっている。世界中のファンに楽しんでもらえるのが待ち遠しい。ジミーがいつも言うように、『気に入らなければこいつ(エディー)が飲むさ』。」
ジミー・ラッセルは、その70年にわたるキャリアを通じて、バーボン業界における今や象徴的なイノベーションの数々を先導してきました。ワイルドターキー レアブリードに代表されるバレルプルーフバーボン、ワイルドターキー ケンタッキースピリットなどのシングルバレル、バーボンリキュールのアメリカンハニーなど、今日なお愛されている、当時は革新的であったウイスキーを数多く世に送り出した先駆者の一人です。しかし、おそらく彼の最も特筆すべき功績は、ワイルド・ターキーの中でも主力商品であるワイルドターキー101(日本ではワイルドターキー 8年)のレシピを完成させたことでしょう。
ジミーはその功績により、Kentucky Bourbon Hall of Fame™(ケンタッキーバーボンの殿堂)入りを果たし、3人の知事からKentucky Colonel(ケンタッキー大佐)の称号を、ケンタッキー州議会から特別決議を、そしてローレンスバーグのkey(鍵)を授与されました。また、親しい友人でもある業界のレジェンドたちとともに、バーボンの魅力を世界中に広めたことでも知られています。
ジミー・ラッセルの輝かしいキャリアについてもっと深く知りたい方は、ケンタッキー州ローレンスバーグに新たに改装オープンしたJimmy Russell Wild Turkey Experience(ジミー・ラッセル・ワイルドターキー・エクスペリエンス)で、彼のレガシーへの没入体験を楽しむことができます。2024年春にリニュアルオープンし、ジミーへの敬意を表してその名を冠したビジターセンターは、彼の精神性、信念、そして強さの象徴です。時にはお気に入りの椅子に腰掛け、エピソードやジョークを語るジミー本人の姿が見られることもあります。
ワイルドターキー蒸溜所へ行こう
マスター・ディスティラーのジミー・ラッセルは、その輝かしい歩みを振り返り、謙虚にこう語ります。「人生で一日たりとも仕事をしたことはないと思っている。そう感じる日がきたら、引退するさ。それまでは、愛するバーボンをつくり続けるよ。」